夜のエコツアー
ニッコウキスゲの群生(ぐんせい)で知ら(しら)れる、長野県(ながのけん)の霧ヶ峰(きりがみね)では、その恵まれ(めぐまれ)た自然(しぜん)を生かし(いかし)たさまざまなエコツアーが企画(きかく)、開催(かいさい)されています。「NPO法人(ほうじん) 霧ヶ峰(きりがみね)基金(ききん)」は、季節(きせつ)に応じ(おうじ)たエコツアーを主催(しゅさい)しています。たとえば、「観音沢(かんのんざわ)トレッキング」は、新緑(しんりょく)と紅葉(こうよう)の季節(きせつ)に行われ(おこなわれ)ます。また、雪(ゆき)の季節(きせつ)には、「八島(やしま)湿原(しつげん)スノーシューエコツアー」が開催(かいさい)されます。その「NPO法人(ほうじん) 霧ヶ峰(きりがみね)基金(ききん)」が主催(しゅさい)するエコツアーの一つ(ひとつ)に、「御射山(みさやま)(みさやま)夜(よる)さんぽ」があります。御射山(みさやま)(みさやま)と、国(くに)の天然(てんねん)記念物(きねんぶつ)でもある「八島(やしま)湿原(しつげん)」を夜(よる)に散歩(さんぽ)するというプログラムです。天然(てんねん)記念物(きねんぶつ)である「八島(やしま)湿原(しつげん)」は、今(いま)から約(やく)1万(まん)2千年前(ねんまえ)に、霧ヶ峰(きりがみね)一帯(いったい)の火山(かざん)活動(かつどう)で生まれ(うまれ)た溶岩(ようがん)のくぼみに、土砂(どしゃ)や水(みず)がたまり、できたといわれます。そこにはやがてヨシやスゲなどの植物(しょくぶつ)が繁殖(はんしょく)したのですが、枯死(こし)しても低温(ていおん)のために腐ら(くさら)ず、泥炭(でいたん)化(か)し、沼(ぬま)の水(みず)は酸性(さんせい)となり、結局(けっきょく)、ミズゴケしか生育(せいいく)できない湿地(しっち)になったのです。霧ヶ峰(きりがみね)では1年(ねん)中(ちゅう)、霧(きり)が派生(はせい)し、ミズゴケの生育(せいいく)は途絶える(とだえる)ことがありません。そのため泥炭層(でいたんそう)は堆積(たいせき)を続け(つづけ)、現在(げんざい)では厚さ(あつさ)約(やく)8メートルにもなっています。そして現在(げんざい)も年(とし)に1ミリずる成長(せいちょう)し続け(つづけ)ているのです。こうして、現在(げんざい)のような世界(せかい)的(てき)にも珍しい(めずらしい)高層(こうそう)湿原(しつげん)となったのです。夜(よる)のエコツアーでは、闇(やみ)に包まれ(つつまれ)た湿原(しつげん)を歩き(あるき)ます。時折(ときおり)、シカの鳴き声(なきごえ)が響き(ひびき)ます。夜(よる)、19:00〜20:30のツアーになります。開催(かいさい)時期(じき)は5月(がつ)〜10月(がつ)となります。
エコツアー
ニッコウキスゲの群生で知られる、長野県の霧ヶ峰では、その恵まれた自然を生かしたさまざまなエコツアーが企画、開催されています。
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